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中国で使うVPNを選ぶ際の注意点
「中国でおすすめのVPNは何かな?」
そんな疑問にお答えします。
海外在住者にとってVPNは今不可欠なものとなっています。
それは中国でも同様で、中国ではVPNを使わなければ、LINE、Google系サービス(Google検索、Gmail、YouTubeなど)、Facebook、Amazonなど様々なWebサービスを使うことができません。
しかし、VPNを選定するにあたって、中国だけではとても特殊です。
- 他の国では使えるVPNでも中国では使えないケースがある
- 中国では接続できない「接続方法」がある
- 全人代が開催される時期はVPNの規制が強化される
など、いくつか注意すべき点があります。
最適なVPNを選ぶには、一次情報(現地で実際に使ったレビュー)がとても重要です。
この記事では、実際に中国で生活する筆者が、これまで10以上のVPNを使ってきた経験をもとに、中国でおすすめのVPNを厳選して紹介します。
接続性、コスト、セキュリティなど、VPNを選定するにあたって重要なポイントを抑えながら、総合的に良いサービスをランキング形式に紹介します。
- 2016年から現在まで中国で生活をしています
- これまで10以上のVPNサービスを試してきたため、中国で使用する上で良いVPNと悪いVPNを身をもって体験しています
中国でおすすめのVPN総合ランキングTOP3
中国でおすすめのVPNトップ3はこちらです。
- 1位:MillenVPN
- 2位:良之助VPN
- 3位:かべネコVPN
1位:MillenVPN
総合ランキング1位はMillenVPNです。
私も毎日使用しています。
MillenVPNは、2020年に販売が開始された比較的後発の国産VPNです。
後発のサービスであるがゆえに、他のサービスを上回る圧倒的に質の高いサービスを提供しています。
月額396円~!30日間返金保証あり!
- 中国に向けのアプリ(接続方法)を提供しており、安定性が高い
- 価格が安い
- 国産VPNでは珍しくノーログポリシーがあり、セキュリティ面で安心
- サポートのレスポンスが早く、コミュニケーションの質が高い
MillenVPNでは、いくつかの接続方法が用意されていますが、中国向けの接続方法があります。
中国で使用する際には、中国に対応した接続方法を用いる必要がありますので、ご注意ください。
具体的には、中国では「MillenVPN Native OpenConnect」を使用します。
このように、公式サイトでは、端末別に接続方法が詳しく紹介されていますので、こちらを見ながら設定します。
MillenVPN公式サイトの説明は非常にわかりやすく、誰でも簡単に設定できます。
パソコンとスマートフォンともに接続性が良く、安定性も非常に良いです。
MillenVPNは、他のVPNサービスに比べ、値段が安いのが特徴です。
1年間の料金 | |
---|---|
MillenVPN | 4752円〜 |
セカイVPN | 13,200円〜 |
スイカVPN | 11,258円〜 |
良之助VPN | 9.500円〜 |
NordVPN | 9,900円〜 |
ExpressVPN | 8.32ドル(約1,1600円〜) |
かべネコVPN | 5750円 |
プランにもよりますが、他のサービスと比較して、圧倒的に安い価格設定です。
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MillenVPNには、ノーログポリシーがあります。
VPNのノーログポリシーは、VPNサービスがユーザーの活動データを記録しないという方針を指します。これには、ユーザーのブラウザ履歴、ダウンロードデータ、IPアドレス、使用した帯域幅などが含まれます。ノーログポリシーを採用しているVPNサービスは、ユーザーのプライバシーを保護し、オンラインでの匿名性を高めるために、これらの情報を一切収集または保持しません。ユーザーにとっては、自分のオンライン活動に関するデータが第三者に漏れるリスクがなく、より安心してインターネットを利用できるというメリットがあります。
近年ではインターネット上のサイバー攻撃が多く、どこからどんな情報が漏れているかわかりません。
もしノーログポリシーの記載がない場合、あなたのオンラインデータがVPN会社に取得されている可能性も否めないのです。
日本の会社が提供するVPNはノーログポリシーが無いサービスが多い中で、MillenVPNは国産で、且つノーログポリシーがある点で非常に優秀だと思います。
ノーログポリシーの記載 | |
---|---|
MillenVPN | あり |
セカイVPN | なし |
スイカVPN | なし |
良之助VPN | なし |
NordVPN | あり |
ExpressVPN | あり |
かべネコVPN | なし |
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国産VPNの最大のメリットはサポート環境かもしれません。
私は何度かMillenVPNに問い合わせたことがありますが、レスポンスが早く、欲しい情報をわかりやすく提供してもらえたので非常に満足でした。
午前11時ごろにメッセージを送り、午後13時ごろに返信が来たため、2時間くらいで返信がきました。
海外企業が提供するVPNでも「日本語サポートあり」と記載されているケースがありますが、これは単に翻訳して対応していることがほとんどです。
機械的なやり取りが多く、痒いところに手が届かないサポートという印象です。
一方で、MillenVPNの場合は質問の背景や意図、困りごとなどこちらの状況を的確に把握してくれて回答してくれるので、VPNに慣れていない人でも安心です。
ここまでの紹介のように、MillenVPNは接続の強さと安定性はもちろんのこと、価格、セキュリティ、サポートなど総合的にレベルが高いVPNとなります。
中国向け接続方法も用意されており、中国対策も万全なサービスです。
30日間の返金保証もありますので、まず一度使ってみてはいかがでしょうか。
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2位:良之助VPN
総合ランキング2位は良之助VPNです。
良之助VPNも日本企業が提供するサービスで、中国でも人気のVPNの一つです。
中国でも高い安定性!1週間のお試し期間あり!
- 接続の強さ、安定性が高い(PCの場合、Google Chromeのプラグインがおすすめ)
- サポートのレスポンスが早く、コミュニケーションの質が高い
- 価格は安いわけではないが、平均的な価格設定
- プランによっては同時接続台数が少ないので注意が必要
- ノーログポリシーの記載はなし
良之助VPNも接続の強さ及び安定性はとても良いVPNです。
いくつかの接続方法がありますが、PCの場合、特にGoogle Chromeのプラグインが非常に安定していて使いやすいです。
Chromeのプラグインは、Chromeで何か検索や動画をみるときに便利なのはもちろんですが、デスクトップアプリだけVPNを挟みたくないという時にも便利です。
デスクトップアプリとは、Google Chromeなどのブラウザ内ではなく、PCに直接インストールするアプリケーションのことを指します。
デスクトップアプリではVPNを挟みたくない時とは、例えばZoomを使用するときです。
中国ではZoomはVPNに接続しなくても使用することができます。
しかし、Zoomを使いながらGoogleを使いたい場合、Google側はVPNを接続しなければなりません。
そんな時に、Chromeのプラグインを使うことで、Zoom側はVPNを通さずに、Google側だけVPNを通すということができるのです。
VPNを使用すると、通常のインターネット接続に比べて速度が若干遅くなります。そのため、VPNが不要なWebサービスの場合は、VPNを使用せずにアクセスする方が安定性が高くなります。
Chromeのプラグインは、接続性が良いというだけでなく、このような便利な使い方もできることも大きなメリットです。
中国でも高い安定性!1週間のお試し期間あり!
良之助VPNも日本企業が提供するVPNのため、サポートは安心です。
こちらも、私自身何度か問い合わせをしたことがありますが、レスポンスも早く、スムーズに問題を解決することができました。
良之助VPNの価格は高くもなく、安くもない平均的な価格です。
プランは短期から長期まであり、短期プランでは最短3日間から選ぶことができます。
数日の旅行や出張でも余計なコストがかからないのが良いところです。
1年間の最低価格は9500円です。
中国でも高い安定性!1週間のお試し期間あり!
残念ながら、良之助VPNは同時接続台数が少ない点が、他のVPNのサービスと比較して劣るところです。
同時接続可能台数 | |
---|---|
MillenVPN | 10台 |
セカイVPN | 3台 |
スイカVPN | 50台 |
良之助VPN | 2台〜4台(プランにより変動) |
NordVPN | 10台 |
ExpressVPN | 8台 |
かべネコVPN | 4台 |
短期プランでは2台までしか使えず、長期プランでも2台から最大4台までとなります。
パソコンとスマートフォンの2台しか使わない場合は問題ありませんが、パソコンの他にスマートフォンを2台使っている場合や、iPad、Kindleなどタブレットも利用する場合、さらにはご家族など複数名で使う場合は、注意が必要です。
長期プランは、台数によって金額が異なりますので、プランを選ぶ際は、同時接続台数をよく考えながら選定しましょう。
残念ながら良之助VPNには、ノーログポリシーの記載はありません。
セキュリティ面に多少の不安が残ることは否めません。
接続の強さや安定性は高い一方で、特にセキュリティ面と接続台数にデメリットがあるのが良之助VPNです。
ノーログポリシーが無いことは気にならない、接続台数も少なくて問題ないという方にはぜひおすすめしたいVPNです。
1週間の無料お試し期間がありますので、気にある方はぜひ一度登録してみてください。
中国でも高い安定性!1週間のお試し期間あり!
3位:かべネコVPN
総合ランキング3位はかべネコVPNです。
無料の「VPNネコ」とは異なるサービスなので、ご注意ください。
かべネコVPNは中国での利用を強く意識しているVPNサービスです。
中国側の規制強化について、強化に伴うかべネコVPNの接続状況など、リアルタイムで情報を発信する徹底ぶりです。
月480円〜!2週間のお試し期間あり!
- 接続の強さ、安定性が高い。全人代の開催時期でも繋がる
- 価格が安い
- VPNを利用しない日があれば、契約期間が延長される自動繰越制度がある
- ノーログポリシーの記載はなし
かべネコVPNは、中国でも接続が強く、安定しています。
とにかく中国を強く意識しており、「中国で繋がるVPN」を目指しているようにも感じます。
中国では「VLESS + vision」という接続方法が一番おすすめです。
中国では毎年3月に全人代が行われ、その時期は決まってどのVPNも接続性が悪くなります。
しかし、かべネコVPNだけは問題なく繋がります。
ただ1点気になった点として、VLESS + visionの接続を切った後、一時的に接続が悪くなることがありました。
VPNを常に接続している状態にする場合は問題ありませんが、付けたり切ったりを繰り返す場合は少し注意が必要かもしれません。
月480円〜!2週間のお試し期間あり!
かべネコVPNの1年プランの価格は5760円/年と、非常に低価格です。
同時接続台数は4台まで、良之助VPNの同じ4台まで接続ができるプランと比べると半額以下です。(良之助VPNは15000円/年)
圧倒的に安いことがわかります。
さらに、かべネコVPNは自動繰越機能があります。
これは、万が一VPNを使わなかった日があれば、その分は繰越されて契約期間が延長されるというものです。
私が知る限りでは、同様のサービスを提供しているVPNは他にありません。
最大2週間までと、多少の制限はありますが、価格メリットが非常に高いことがわかります。
月480円〜!2週間のお試し期間あり!
そんなメリットが多いかべネコVPNですが、残念ながらノーログポリシーの記載はありません。
良之助VPN同様に、セキュリティ面に多少の不安が残ることは否めません。
かべネコVPNは、接続性と価格面においてとても良いサービスです。
さらに、自動繰越についても価格メリットが非常に大きいです。
しかし、前述のように、VLESS + visionの接続を切った後、一時的に接続が悪くなることがありますので、その点だけ注意が必要です。
2週間の無料お試し期間がありますので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
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中国におけるVPNの選び方
中国でのVPNの選び方として、まず以下3つは非常に重要です。
- 中国でも接続できるか
- 接続は強く、安定しているか
- ノーログポリシーの記載はあるか
さらに、必要性に応じて、価格とサポート環境、そして同時接続台数が重要となります。
ご自身に合った最適なVPNを選ぶようにしましょう。
また、中国で生活している日本人は、万が一に備えて1つではなく2つのVPNを使っている人もいます。
初めて中国に行く方、1つでは不安な方、VPNが接続できないと困る方は、念の為2つのサービスに登録することをおすすめします。
無料お試し期間もあるので、使い比べてみるのも良いでしょう。
>>1位|MillenVPNの公式サイトをチェックする(30日間の返金保証あり)
>>2位|良之助VPNの公式サイトをチェックする(1週間のお試し期間あり)
>>3位|かべネコVPNの公式サイトをチェックする(2週間のお試し期間あり)
まとめ
この記事では、ランキング形式で中国でおすすめのVPNを3つ紹介しました。
この3つのVPNは、これまで10以上のVPNを使ってきた私が、その中でも特に良いと感じたVPNです。
一番おすすめはMillenVPNです。
30日間の返金保証もありますので、ぜひ登録してみてください。
中国向けVPN総合ランキング1位:MillenVPN
月額396円~!30日間返金保証あり!
中国向けVPN総合ランキング2位:良之助VPN
中国でも高い安定性!1週間のお試し期間あり!